Aldenの靴を買う

Vチップと呼ばれるAlden54321

社会人になりたての頃、革靴にハマったことがある。だが安月給だったため、大体5万円前後でハマっていた。ガキですな。

しかし数年後、大切にハマっていた革靴があちこち壊れ始め、一気に醒めた。それ以降、「イレ込むに値しないモノ」と判断し、スニーカーやブーツしか買わなくなった。ドレス的なのは2−3万のローファーで済ませ、リペアもしない。

ところが先日、ひょんなことから神田の大喜靴店に立ち寄ってしまい、吸い込まれるようにAldenのmodifiedというラスト(足型のことね)のモデルを試着してしまったのが運の尽き。あまりの気持ちよさに唸った。コレか、マニアを狂喜させるのはコレなのか。

Vチップと呼ばれるモデルの8Dをお買い上げ。13万円。通常は数年待ちと言うが、たまたまその場で買えたのだ。我ながらモノに祝福された男である。

その後、古着でAldenのローファーを手に入れたが、こちらは8.5D。なのにキツい。ラストが違ったようだ。細めだったのね。捨てるわけにもいかんのでとりあえず革を伸ばしてみよう。

さて、古着に手を出さなければならないほど、Aldenのタマ数は少ない。予約の順番が回ってくるのはかなり先らしい。入手する前に死んでしまうかもしれん。マニアな友人が寺本さんと知り合いのようで、「オールデンとツーツーだから紹介しようか?」と言ってくれたが、寺本さんも困るだろうなと思い直し、ズルはやめることにした。

万事休すか。

だが、ちょっと待ってほしい。こんなとき、物欲鎌足と呼ばれるアラフィフ男がこれまでの経験則から導き出した答えは、「世界を見ろ」だ。幕末の志士のようだが、要は米国から輸入しようというだけである。Aldenは米国製なのだ。いつもと同じパターンですな。

ウェブを検索すると、個人輸入をされている皆さんは、みな一様に「英語に不安がありますが」「英語のハードルが高いですが」と謙遜している。馬鹿太者と思うわけです。何を謙遜するのか、と。

我々がティーネイジャーの頃から「ジスイズアペン」とやっているのは、他民族との熱いディスカッションを通じて異文化交流するためではない。そんなものに1ミリたりとも興味はない。我々は英語を、センター試験および二次試験のために学んだのでもなく、世界のモノを買い漁る、この時のために努力を積み重ねてきたのである。物欲万歳。

というわけで、ペダル同様に米国へコンタクトだ。これは私の拙い経験則だが、一般的に西海岸のショップは輸出意欲が高い。通っぽいことを言ったが、カリフォルニアって西海岸だよね?

オススメはAlden of Carmelだ。

取り急ぎAF26というモデルを予約注文した。なかなかのベテラン店主のようで、サイズについての考察も的確だった。8.5Dをオーダー。なんと9月頃入手出来るそうだ。半年なら待てる。関税プラスでやっぱ13万くらいだろうか。TPPってどうなの?役立ってるの?

これがAF26。Alden of Carmelの別注モデルだ。

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