ギターアンプSparkを買う

昨今話題のPositiveGrid社製のギターアンプ、Spark Pearlを発注した。直販限定の白いヤツだ。送料無料なのでおそらく中国あたりの工場から直接発送されるのだろう。米国ハンドメイド至上主義な50男だが仕方ない。安いんだもの。
かつて私はLine6の安いアンプを酷評し、売り払ったが、またもや同様の安いヤツを買ってしまった。
だが待ってほしい、発注に至るには様々な葛藤と、役割分担の見直しがあったのだ。安いから勢いで買ったというわけではない。
ちなみにギター友人と、Sparkについて聞きかじった知識を、slackで熱く語り合い、互いに高めあった挙げ句、両者ともにポチッてしまった。いい歳したおっさんの所業ではないかもしれないが、いやいや、オッサンなんてこんなものなのだ。偶然なのだが友人が黒をポチり、私が白という見事な色分けまでされていた。
それはさておき、なぜいまさらSparkなのか?
それは我々にはもう時間がないからである。
もちろん相変わらずペダルは買い漁っている。ここで紹介していないが、購入ペースは鈍るどころか加速している。箱から出していないペダルまである始末だ。今後もそれは変わらないだろう。音の違いもわからないくせに、気になったペダルはポイント還元キャンペーンに煽られて買ってしまうのだろう。そしてペダルを組んではバラしを繰り返すうちに、おそらく誰もが、ひとつの真理にたどり着くのである。「あ、練習してない」と。
そうなのだ、肝心の練習時間がないではないか。ペダルからの出音は、そりゃすばらしい。恍惚ものだ。だがマイナスドライバーを握ってベダルを組み、配線をし、とやっているとそれだけで満足してしまう沼がそこにはある。でもたとえどんなに機材が良くても、しょーもない腕前ではしょーもない音しか出ないのである。
一日中ギターを握りしめるガラスの十代ならいざしらず、50男が一日中握りしめているのはスマホである。大して用もないくせに。一方、ギターのネックを握ることができるのは日に1時間あるかないか。きちんとアンプを通せる時間は、週に1時間あるかないかである。
アンプ通さないとミュートが下手になりすぎてヤバいですね。waza airも性能良すぎてノイズがほとんどないので、スタジオでアンプ通すと盛大にノイズが乗ってくるのでいかん。
さっさとアンプ通せばいいのだが、私が所有する真空管アンプは、通電して暖まるまでうんたらかんたら、などと儀式が多い。わしゃそんな時間ないんじゃ!家人が出掛けた瞬間には電源オン。家人が鍵をガチャガチャ開ける音と同時に電源オフ。これがギターアンプの理想なのである。
そこでこのSparkの登場である。
まず、小さい。従来の半分のサイズ。そしてチューナー搭載、スマホで世界中のマニアが設定した音をインポートできる。さらによくわからんが曲に合わせてコードや指配置を指導してくれるらしい、iPadとかのアプリで。もうスマートなのだ。紙の譜面の時代は終わっているのだよ。それとこれね。手軽レコーディング。USBでPC接続して録音。こうじゃなくっちゃ、21世紀は。
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おそらく、私が苦心してペダルを組み上げたゲイリー・ムーアの音とかも、このアプリ上では世界の誰かが、それこそ曲毎にそのものズバリの音が出る設定を組み上げてくれているのだ。私はそれをアプリでインポートするだけ。なのだと思う。しかもおそらく曲に合わせて弾けるんじゃないかな。もう最高じゃないすか。
他の機材との棲み分けも明確だ。waza airは夜中で音を出せないときに使う。ペダルは自慢するときに持参する。真空管アンプは、路上ライブでもするときに使えばいいだろう。もう後半はかなりテキトーである。そもそも路上ライブって電源どうしてるの?
という感じで長い論考を経て、発注した。早く来ないかな。
あ、それとこれ、ベースアンプにもなるのだ。ここ重要。

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